Mulajin-おいシネマ29 『しあわせの隠れ場所』のパン
東日本大震災。まさか自分が生きている間に、このような未曾有の大震災が起きるとは、夢にも思いませんでした。それも大地震のSF映画でも見た事の無い想定外のTSUNAMI。被害に遭われましたみなさまに心より哀悼の意を表します。そんな中、もしかすると今月号は延期かと思っていた、Mulajin「おいシネマ」の原稿がレギュラー通りやって来ました。今回のおいシネマは「しあわせの隠れ場所」、サンドラ・ブロックが主演女優賞を初めて受賞した作品です。ストーリーは2009年にボルチモア・イレブンスに入団したマイケル・オアー選手の実話に基づいたノンフィクション小説を映画化。天涯孤独の少年、マイケルはアンとの偶然の出会いから、リー一家に迎えられ、やがてアメフト選手として認められる。…と言った内容です。難しいことは考えず軽い気持で見れば、なかなか楽しめる作品です。あまりにも、開き直ったハッピーエンドなのでこちらも、かえって気持よくなります。私も今まで数百本の映画を見て来ましたが、たぶんですが、悪人が一人も出ていない作品に巡り会えたのは初めてではないかと思います。マイケル・オアーを家族として迎えた一家は、美人で、優しくて教養があるおかあさん(サンドラ・ブロック)、心温まる愛妻家のおとうさん、美しくて優等生の娘、とってもいい奴、頭が良く、良きマイケルのアドバイザーの息子。すげ〜っ!こんな奇跡的な超優秀人間の集まってしまった家族なのです。また、意外といっては失礼ですが、実際の映画のモデルとなった家族も映画との落差がないくらい美形です。(下に写真アップしました。)普通は実際と映画の落差に、ストーリーさえ忘れてしまうほどショックを受けるものです。ぜひ、いい人ばかりで、気持よくなりたい人は必見の作品です。
※イラストは、マイケルが感謝祭のお祝いのテーブルに招かれた折り、テーブルに盛られたパンを1つポケットに隠すシーンです。
※写真をクリックすると大きくなります。

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